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紙相撲豆知識

[新入幕力士の優勝と全勝優勝]
 第133回本場所、美空富士が新入幕で全勝優勝を達成した。そこで、「新入幕優勝」と「全勝優勝」についての記録を調べた。
 まずは「新入幕優勝」について。過去133回の本場所の中で平幕優勝は26回(但し第1回を除く)。そのうち新入幕での優勝は10回あり、その成績は全勝が3度、1敗が3度、2敗が4度となっている。

 

第  26回:三津知(9-2)  

第  27回:三条山(10-1)

第  30回:噴火山11-0) 

第  44回:辰輝灘(10-1)

第  88回:雪分里(9-2) 

第  90回:霧崎(9-2)

第123回:照の王(11-0) 

第128回:若剣(9-2)

第129回:鎧里(10-1) 

第133回:美空富士(11-0)

 

次に「全勝優勝」について。過去133回のうち全勝優勝は19回。全勝優勝回数トップは、紙相撲界でその名を知らぬ者はいない名横綱・照の花の4回。その後に、こちらも大横綱である荒登、扇灘が3回で続く。今場所引退した英も2回達成している。

 

4回:照の花

3回:荒登、扇灘

2回:英

1回:富士昇、田子ノ浦、噴火山、辰輝灘、富士登、照の王、美空富士

 

(九十九)

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